セルージョン Japan Innovation NightのTokyo’s Pavilionに出展
「ひとの可能性を再生する。」をミッションとして、iPS細胞から角膜内皮代替細胞を効率的に作り出す独自技術で世界の角膜移植待機患者問題の解決をめざす株式会社セルージョン(本社:東京、代表取締役社長:羽藤 晋、以下、セルージョン)は、BIO International Convention 2023に合わせて、6月8日にボストンで開催されるJapan Innovation Nightの展示セッションTokyo’s Pavilionに出展します。
Japan Innovation Nightは、日本貿易振興機構(JETRO)とCambridge Innovation Center(CIC)のジャパンデスクが開催するイベントです。2023年6月8日(木)午後4時から8時までCICケンブリッジのベンチャーカフェで開催され、ボストンを拠点とする米国のベンチャーキャピタルや製薬会社が、革新的な日本のバイオテクノロジー企業とのパートナーシップやシナジーの可能性を探ります。
Tokyo’s Pavilionは、東京都創薬・医療系スタートアップ育成支援事Blockbuster TOKYOが企画・実施し、アクセラレーターから推薦を受けたベンチャー企業が展示を行うセッションです。
セルージョンは、厚生労働省の医療系ベンチャー・トータルサポート事業であるMEDISOからご推薦を頂き、またBlockbuster TOKYOより渡航費をご支援頂いてパビリオンに参加し、ポスター発表等を行います。
国際イベント参加を通じネットワークを広げることで、世界の角膜移植課題をめざすリードプログラムCLS001(水疱性角膜症の治療を目的としたiPS細胞由来角膜内皮代替細胞)の開発、グローバル展開を加速してまいります。
Japan Innovation Night:
Japan Innovation Night – Venture Café Cambridge (venturecafecambridge.org)
[CLS001(よみ:しーえるえすぜろぜろいち)について]
CLS001は、さまざまな種類の細胞に分化することが可能なiPS細胞をセルージョンが持つ独自の技術により効率的に分化させて作り出した角膜内皮細胞の代替となる細胞です。セルージョンは「iPS細胞が有する優れた増殖性」と「簡便な手技で属人的技術を不要とする細胞移植法」を組み合わせ、角膜移植適用症例の半数以上を占める水疱性角膜症に対する治療用再生医療等製品として、CLS001の開発を進めています。また、セルージョンは自らが主体となって行う日本での企業治験とグローバル地域での治験準備を進めています。
[水疱性角膜症(よみ:すいほうせいかくまくしょう)について]
水疱性角膜症は、白内障などの目の手術や遺伝性の要因により角膜の一番内側で角膜内の水分を適切な量に調節している角膜内皮細胞が減り、その機能に不具合がおきることで、角膜が水膨れし、混濁により視力障害を起こす病気です。この病気は進行性で、治療せずに放っておくと失明にいたります。現在は正常な機能を持つ角膜内皮細胞を角膜移植で補う治療でしかこの病気を治療することはできません。しかしながら、他の臓器移植同様、角膜移植も深刻なドナー不足問題に直面しています。日本にも1万人以上の患者がいると推定されており、また2013年に行われた世界的な調査では、世界中に1300万人ほどの角膜移植待機患者がいると報告されています。
[セルージョンについて]
セルージョンは「ひとの可能性を再生する。」、「もっと自由で、もっと笑顔が見える世界へ。」をミッション・ビジョンに掲げる慶應義塾大学医学部眼科学教室発の再生医療ベンチャーです。iPS細胞から角膜内皮代替細胞を効率的に作り出す独自技術などの特許技術を基に、世界の角膜移植課題をめざすリードプログラムCLS001をはじめ、最先端の再生医療技術でペイシェント・セントリシティの考え方に立った医療ニーズの提供をめざした研究開発を推進しています。
商号 :株式会社セルージョン
代表者 :代表取締役社長 羽藤 晋
所在地 :東京都中央区日本橋小舟町8番6号
設立 : 2015年1月
URL : https://cellusion.jp/
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