用語集
円錐角膜(えんすいかくまく)
角膜の中央部分の厚みが薄くなり、角膜が前方へ円錐状に突出する病気。これにより角膜の歪み(乱視など)が生じるため視力が低下する。参考リンク
水疱性角膜症(すいほうせいかくまくしょう)
白内障などの目の手術や遺伝性の要因により角膜の一番内側で角膜内の水分を適切な量に調節している角膜内皮細胞が減り、その機能に不具合がおきることで、角膜が水膨れし、混濁により視力障害を起こす病気です。この病気は進行性で、治療せずに放っておくと失明にいたります。参考リンク
懸濁液
液体中に個体粒子が顕微鏡的微粒子,すなわちコロイド粒子colloidal particleの大きさで分散状態にあるもの(広辞苑)
侵襲
対象者の身体への負担度合い
ファースト・イン・ヒューマン
動物試験で安全性と有効性が確認された後、ヒトに初めて投与する段階の臨床研究または第I相臨床試験のこと。
参考リンク
上市
新しい商品やサービスを市場に出すこと。市販すること。
角膜内皮代替細胞
iPS細胞から直接的に内皮細胞を分化誘導させる製法で作る。参考リンク
中間体
iPS細胞から最終的な組織である内皮細胞まで分化させる間の幹細胞。参考リンク
フックス角膜内皮変性症(かくまくないひへんせいしょう)
常染色体優性遺伝形式をもち、滴状角膜という特徴的所見を伴い、原発性に角膜内皮が障害され、進行性に内皮細胞数の減少をきたす角膜内皮ジストロフィーの一つ。参考リンク
全層角膜移植(ぜんそうかくまくいしょく)
「上皮」「実質」「内皮」すべてを取り替える移植方法。参考リンク
角膜内皮移植(かくまくないひいしょく)
「内皮層だけを移植する方法で、日本では、現在、こちらが主流な移植法。参考リンク
他家(たか)移植
自己以外の細胞や組織を使う移植。自己のものを使う場合は自家(じか)移植という。
京都大学 iPS 細胞研究所財団(CiRAF)
iPS細胞の製造や品質評価などの技術を産業界へと「橋渡し」する機能を担う。理事長は山中伸弥教授。参考リンク
HLA(ヒト白血球抗原)
白血球の血液型として発見され、HLAハプロタイプは数万通りの組み合わせがある。Human Leukocyte Antigenの頭文字をとってHLAと呼び、ヒトの主要組織適合遺伝子複合体(Major Histocompatibility Complex; MHC)のことである。参考リンク