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セルージョン 2024 BIO International Conventionに参加
ジェトロが設置するジャパンパビリオンに出展

2024.05.28


 「ひとの可能性を再生する。」をミッションとして、iPS細胞から角膜内皮代替細胞を効率的に作り出す独自技術で世界の角膜移植待機患者問題の解決をめざす株式会社セルージョン(本社:東京、代表取締役社長:羽藤 晋、以下、セルージョン)は、2024年6月3日から6日まで米国・サンディエゴで開催される2024 BIO International Conventionに参加いたします。

 本コンベンションはバイオ分野(再生医療、創薬、創薬支援等)において世界最大級のビジネスマッチングイベントです。新しい機会の創出や有望なパートナーシップの発掘を目的に、世界中から2万人以上のライフサイエンス関連業界のリーダーが集います。
 セルージョンは独立行政法人日本貿易振興機構(以下、ジェトロ)の支援プログラムを受け、ジェトロが日本企業の海外事業支援を目的に設置するジャパンパビリオンのブースに出展いたします。

[出展情報]
2024 BIO International Convention (BIO 2024):https://convention.bio.org/
会期:2024年6月3日(月)~6日(木)
会場:San Diego Convention Center (111 W Harbor Drive, San Diego, CA 92101)
展示区画:ジェトロ ジャパンパビリオン ブース#4421

 セルージョンは国際イベント参加を通じネットワークを広げることで、リードプログラムである水疱性角膜症の治療を目的とするiPS細胞を利用した角膜内皮再生医療開発のグローバル展開を推進してまいります。

[水疱性角膜症(よみ:すいほうせいかくまくしょう)について]
水疱性角膜症は、白内障などの目の手術や遺伝性の要因により角膜の一番内側で角膜内の水分を適切な量に調節している角膜内皮細胞が減り、その機能に不具合がおきることで、角膜が水膨れし、混濁により視力障害を起こす病気です。この病気は進行性で、治療せずに放っておくと失明にいたります。現在は正常な機能を持つ角膜内皮細胞を角膜移植で補う治療でしかこの病気を治療することはできません。しかしながら、他の臓器移植同様、角膜移植も深刻なドナー不足問題に直面しています。日本にも1万人以上の患者がいると推定されており、また2013年に行われた世界的な調査では、世界中に1300万人ほどの角膜移植待機患者がいると報告されています。

[CLS001(よみ:しーえるえすぜろぜろいち)について]
CLS001は、さまざまな種類の細胞に分化することが可能なiPS細胞をセルージョンが持つ独自の技術により効率的に分化させて作り出した角膜内皮細胞の代替となる細胞です。セルージョンは「iPS細胞が有する優れた増殖性」と「簡便な手技で属人的技術を不要とする細胞移植法」を組み合わせ、角膜移植適用症例の半数以上を占める水疱性角膜症に対する治療用再生医療等製品として、CLS001の開発を進めています。また、セルージョンは自らが主体となって行う日本での企業治験とグローバル地域での治験準備を進めています。

[セルージョンについて]
セルージョンは「ひとの可能性を再生する。」、「もっと自由で、もっと笑顔が見える世界へ。」をミッション・ビジョンに掲げる慶應義塾大学医学部眼科学教室発の再生医療ベンチャーです。iPS細胞から角膜内皮代替細胞を効率的に作り出す独自技術などの特許技術を基に、世界の角膜移植課題をめざすリードプログラムCLS001をはじめ、最先端の再生医療技術でペイシェント・セントリシティの考え方に立った医療ニーズの提供をめざした研究開発を推進しています。

商号 :株式会社セルージョン
代表者 :代表取締役社長 羽藤 晋
所在地 :東京都中央区晴海二丁目5番24号 晴海センタービル5階
設立 : 2015年1月
URL : https://cellusion.jp/

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