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監査役会設置会社への移行のお知らせ

2022.03.01

iPS細胞から角膜内皮代替細胞を効率的に作り出す独自技術で世界の角膜移植待機患者問題の解決をめざす株式会社セルージョン(本社:東京、代表取締役社長:羽藤 晋、以下セルージョン)は、2月28日に開催された第7期定時株主総会において、コーポレート・ガバナンスおよび健全な経営体制の強化、適切な監査機能体制の構築を目的とし、監査役会設置会社へ移行することを決定したことをお知らせいたします。
セルージョンは、水疱性角膜症の治療を目的としたiPS細胞由来角膜内皮代替細胞を用いた細胞治療の開発(開発コード:CLS001)をはじめとした角膜再生医療の社会実装へ向けた研究開発を一層加速してまいります。

[CLS001について]
角膜移植以外では失明を防げない水疱性角膜症のような眼科疾患は全世界では1300万人以上の待機患者が存在するにもかかわらず、年間実施される角膜移植はわずか約18万件です。このような大きな治療需給ギャップは、角膜移植にはドナーからの角膜提供が必要であることに加え、熟練した角膜移植医の確保やアイバンクの整備が必要であり、これらが治療提供の大きな制約となっていることが原因です。
セルージョンは「増殖性に優れるiPS細胞から角膜内皮代替細胞を効率的に作り出す技術」と「簡便な手技で属人的技術を不要とする細胞移植法」を組み合わせ、角膜移植適用症例の半数以上を占める水疱性角膜症に対する再生医療等製品CLS001による治療の開発を進めています。CLS001は慶應義塾特定認定再生医療等委員会および厚生労働省の厚生科学審議会から2021年7月にヒトでの安全性を評価する医師主導臨床研究の実施承認を得ており、準備が整い次第、慶應義塾大学病院にて同研究が開始される予定です。

[セルージョンについて]
セルージョンは慶應義塾大学医学部眼科学教室発の再生医療ベンチャーです。iPS細胞から角膜内皮代替細胞を効率的に作り出す独自技術などの特許技術を基に、世界の角膜移植課題をはじめとした、現在の医学が抱えるアンメットメディカルニーズの解消を最先端の細胞治療技術により解決し、全世界の健康福祉の向上に貢献をめざしています。

商号 :株式会社セルージョン
代表者 :代表取締役社長 羽藤晋
所在地 :東京都中央区日本橋室町一丁目13番7号
設立 : 2015年1月
電話番号:03-5843-1785
URL : https://cellusion.jp/

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